迫力ある大きな船を撮ろう

豪華客船

船を撮影するための機材

被写体として船を撮影する場合、いくつか用意すべきものがありますが特に用意すべきなのが200mm以上の画角のものです。
標準ズームのもので18㎜~55mm前後の画角のものなので標準のものだと力不足だと考えられます。

200mm以上の画角のものは、遠くからの撮影で船を写すのはもちろんですが船の細部を細かく撮影するために求められているものです。
また船自体た非常に大きい撮影物となっているので広角レンズも必要になってきます。

船の全体を写すとなると普通の画角のものだと、どうしても撮影位置が限られてしまうため、色んな位置から撮影のしやすい広角レンズを用意しておいた方が色んな角度で船全体の撮影ができるようになります。

撮影の設定について

撮影する環境によっても撮影の設定は異なりますが、もしも三脚を使わない場合撮影の際のブレを防ぐために手ブレ補正は必要なものだと言えるでしょう。
ブレを防ぐためには三脚の用意がベターだと考えておいてください。

さらに船といえば、ボディが白いものというのが非常に多いです。
撮影物が白い場合、撮影をすると白トビしてしまうことが非常に多いため露出補正の設定も-にしておくように意識しましょう。

また船が動いている状態か停まっている状態を撮影するかによっても、シャッタースピードの設定が異なります。
どちらの姿を撮影するかによって適切なスピードの設定をしましょう。

撮影のコツ

撮影する時には、何をどのように撮影したいかによってレンズを上手く使い分けるようにしましょう。
例えば、大きな船の全体像を撮影する場合は広角レンズを使用して全体を撮影してみましょう。

また、船が動いている状態でより鮮明な写真を撮りたい場合は望遠レンズを使用してズームの機能を使って撮影するのが望ましいです。
また距離のある状態で船の一部に焦点を当てて撮影したい場合も望遠レンズの使用がおすすめです。

レンズを複数の種類用意しておくことによって、撮れる写真の幅が広がっていきます。
そのため船の写真を撮影することが決まった際には、道具の準備をしっかりとしておくことをおすすめします。

PLフィルターも便利

よりいい写真を撮る上でおすすめのアイテムの1つとなるのがPLフィルターです。
PLフィルターは使用することによって偏光効果を得ることができます。
基本的に船は水の上にある乗り物です。

水面というのは光を反射しやすく、その光の反射によって写真の全体像が少しボケているような仕上がりになってしまうことがあります。
そこで役に立つのがPLフィルターです。

PLフィルターによって海の水面の反射光を抑える働きをしてくれるので、それによって船と一緒に写る空の青にも深みがでます。
それによってパキっとした印象も出すことができるので、写真全体を締めた感じにすることができるようになります。