SNSでバズる写真の撮り方
スマホで写真を撮る時にはバイクの見え方をこだわる
SNSに自分のバイクやツーリングの時の様子をアップする場合、バイクとその背景がメインとなります。
インパクトがあったバズる写真を撮りたいのであれば、バイク好きの人に共感してもらえるようにバイクの見え方にこだわる必要があります。
バイクがよりかっこよく見える向きやアングル、距離を考えるということです。
そのためには、まずバイクを前から見た感じ、横もしくは斜めから見た時、後ろから見た時の違いを捉えておくことが大事になります。
前からだとヘッドライトが強調されて、いわゆるバイクの「顔」が見えます。
横からだとボディーのフォルムが見やすくなりモデルが何か把握しやすいですし、パーツの無骨さを強調しやすいです。
リア側からは、強いインパクトが薄れて哀愁が漂うな雰囲気を出すこともできます。
角度にも気を配りましょう。
下からバイクを見上げるような形にすると、存在感が出てきます。
同時にバイクのどこからの部分にアップすると、よりインパクトが強くなるので相乗効果を出せます。
また、高い建物や山、空などを背景にするのにも適しています。
上からの角度ではバイクが多少小さく見えることになりますので、背景全体との調和を狙えます。
たとえば高原の頂上に来た時に上から撮ることで、ここまで登ってきたという印象を出せます。
真横つまり水平からは、バイク全体を見せられるのが特徴です。
同じ角度にある背景をくまなく見せることができて、ツーリング途中の雰囲気を教えたい時などに有効です。
全体の雰囲気を考えて構図を作る
背景に何を、どのくらい入れるかも大事です。
大事なのは何を強調したいかです。
ある山の形や大きさを強調したいのであれば、その山だけが背景となるようにします。
夜景を撮りたいのであれば、全体に光が見えるようにします。
ポイントは、いろいろなものを背景に詰め込み過ぎないということです。
注意がいろいろなところに行ってしまい、何を伝えたいかが分からなくなるからです。
構図も大事です。
バイクを入れる写真とする場合は、特にバイクをどの位置に置くかをよく考えます。
構図にはいろいろな法則がありますが、気軽に取り入れられるのは3分割の法則というもので、画面を三つに分けてバイクの中心をセンターからずらして配置するというものです。
余白のバランスが良くなり、背景とバイクとの調和が取りやすくなります。
もう一つのポイントはピントです。
バイクにピントを合わせてバックをぼかしたものと、背景までクリアにしたものとでは同じ場所でも全く印象が変わってきます。
何を強調したいのか、ぼける部分の色の入り方などによって効果が変わってきますので、いくつか試しながらより印象が良い一枚を選ぶと良いでしょう。