大きな被写体は「一部」を切り取る

望遠レンズを持つ男性と山

大きな被写体をどう撮る

被写体によってそのサイズはさまざまですが、建物など特に大きな被写体を撮影するとなった時に困ってしまうシーンもあるのではないでしょうか。
巨大建築などあまりにもでかい被写体を撮影しようとすると全てが納まらないということもあるでしょう。

しかし絶対に被写体の全てをレンズに納めて撮らなければいけないというわけではないですし、そこにこだわらなくても良い写真を撮ることは可能です。
いい写真を撮影することで重要なのが被写体の魅せ方なのです。

その被写体の上手な魅せ方を知ることができれば、被写体の大きさで苦手意識を持つこともないでしょう。
では大きな被写体をどう撮影したらいいかご紹介しましょう。

望遠レンズを使用する

大きな被写体を撮影する方法の1つとして挙がるのが、望遠レンズを使用して建物の全体ではなく一部を撮影するという方法です。
被写体全てをレンズの中に納めなければいけない決まりはありません。

この方法で、建物の一部のみを撮影することによって全てが納まりきらない建物の大きさを見る人に表現することが可能です。
さらに空も入るような構図で撮ると、より建物の縦の大きさを表現することもできてしまいます。

全てをカメラ内に納めることよりも、どの画角で撮影したら建物の魅力を表現することbが出来るかを考えて撮影進めていくのがいいでしょう。

画角を狭くする

上記で望遠レンズの使用をおすすめしましたが、望遠レンズというのは、遠くのものを大きく撮影することができたり画角が狭くなるという特徴を持っているレンズになります。
そのため大きな被写体のその一部を切り取って撮影するという点において優れています。

大きな建物を撮影するうえで広範囲を撮影したいと考えると、広角レンズを使用しようと考える人が多いですが、建物の一部にスポットを当ててダイナミックに撮影するのであれば望遠レンズの方が適しています。

建物の一部しか写さない場合、画角が非常に重要になってくるのでどの角度で撮影するのが撮影物のダイナミックさを表現することができるかを考えながさ撮影する画角を探すのを楽しむのも撮影の醍醐味といえるでしょう。

撮影の工夫を楽しもう

撮影の工夫次第で同じ建物を撮影しても印象は大きく変わっていきます。
例えば、撮影したい大きな撮影物に近い建物があったらそれも写るように撮影をするとより撮影物の大きさを表現することができます。

また、建物に明暗を付けることによって見せる印象も大きく変わってくるのでこういった細かい部分にも注目して撮影をしていくと良いでしょう。
明暗の有無だけでも写真の雰囲気は全然違うものになります。

同じ被写体でも色んな撮り方を試してみて、自分の中のベストな写真を撮影しましょう。
今まで望遠レンズを使用したことがなかった人は試してみて今までとは一味違う仕上がりを楽しんでみるのがおすすめです。