スタイリッシュなモノクロ写真を撮る
カラーもモノクロもどちらもメリットがいっぱい!
ありのままの色を、そのまま写真に残せるのがカラー写真の良いところです。
カラフルな色を鮮やかに写すことができるので、花や木、料理、洋服、肌の色がそのまま残せます。
最近は、スマホを持ち歩くこともあり、いつでも気軽に写真が撮れるので、撮影も身近なものとなっています。
カラー写真は、その場の雰囲気や空気感が伝わってくるのも良いところです。
また、モノクロ写真ならではの魅力もたくさんあります。
昔は、モノクロ写真が多かったこともあり、どことなく古臭さを感じる方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
オシャレな写真が撮れたり、ムードがある一枚が残せたりと、メリットはたくさんあります。
また、人物がきれいに見えるのもモノクロ写真の良いところだと言えるでしょう。
落ち着いた独特の雰囲気にしあがるため、そこに特別感があると感じている方もいるようです。
光をうまく使って撮影する
モノクロ写真なら、白黒っぽい写真になるため、光を使用してもあまり意味がないと思っている方もいるのではないでしょうか。
実は、モノクロ写真だからこそ、光をうまく使用することが大切です。
光が斜めから自然に入り込むような撮り方をすると、写真に奥行きが生まれたり、センスが感じられる一枚になるからです。
ななめ45度から光が当たるようにすると、被写体がきれいに見えやすいので、試してみてください。
特に、あまり個性的な空間ではない場所を撮影するときは、光を上手に入れることがコツになります。
光を使用しないで撮影すると、古さだけが感じられる写真になりやすいからです。
光がうまく使用できるということは、その分影の部分が引き立つということでもあります。
カラーが少ないモノクロ写真で、被写体をアピールするためには、この「光」と「影」がどうしても必要になるのです。
モノクロ写真を撮影する際のポイント
カラー写真を撮るときよりも、暗めの設定で撮影するのが、きれいにモノクロ写真が撮れるコツです。
モノクロ設定があるカメラの場合は、その設定をしてから撮影してください。
そのうえで、いろいろな角度から撮影してください。
アップで撮影してみる
場合によっては、人物を撮影する際に、被写体になる方がアップ写真に抵抗を感じることもあります。
理由は人それぞれだと思いますが、モノクロ写真であれば、アップで撮影しても魅力が目立ちやすいといった特徴があります。
これは、人でも動物でも、木々や花など自然のものでも同じです。
今まであまり目立たなかった本来の魅力が、浮き彫りになりやすいのです。
線一本、まっすぐなまなざし、髪の毛の流れなどが、綺麗且つ芸術的に見えます。